2.確率的考え方、終盤を例に


次のような3択になったとする: [出典]

この3つの可能性は1/3ずつである
上に2マスに注目すれば2択であるが、確率は1/2というわけではないのを指摘したい。
(地雷配置は、あり得る全ての組み合わせがそれぞれ等確率と考えて良いだろうから。)

 参考:あなたはサイコロを振った。出た目は見ていない。
 出た目を見た人に聞いたところ、3以下であることが判明した。
 1・2・3である確率は、それぞれ1/3であると考えるのが正しいだろう。
 偶数か奇数の2択だからと言って、偶数と奇数の確率は1/2というわけではない。

さて、それではどこを攻めるのが良いのだろう。マスにA〜Eの記号を振ってみた。

Aのマスは2/3の確率で地雷ということになる。
従って私の以前の選択は「悪い選択」だったことになる。

残りのマスが地雷の確率は1/3ずつだが、BまたはCが正解である。
なぜなら、DとEの場合は残りの2つの可能性を区別できないため、
もう一回50%の勝負をしなければいけなくなるからである。

どのマスをクリックするのが良いかを決める時には、
「地雷に当たらない確率」ではなく「その数字が役に立つかどうか」も考える必要がある。
そこで、中盤では、次の項に書かれているa/c比を使って考えると良いと思う。

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