作品10 もう１つの闇（前半pdf, 後半pdf）
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目次

1.前奏曲（寂寥と神聖）p.1〜
2.奇想曲（捩じ曲げられた世界）p.6〜
3.無言歌（ひそかな願い）p.10〜
4.びゅううん p.13〜
5.儀式 p.17〜
6.闇に燃えて（終奏曲） p.22〜
フェードアウト
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曲集の動機

言うまでもなく曲集桜の箱庭と同様に、
もう１つの闇(javascriptで描かれた世界)をイメージしたものである。
http://searial.web.fc2.com/yami/index.html

2013年9月頃から作られ始めて、2014年3月に完成した。
一方、もう１つの闇の世界の方は9月から作られ始めて12月に完成した。

寂寥と神聖は、その世界とこの曲集の両方のテーマのつもりであった。
それに加えて捩じ曲げられたことに対して受け入れがたい気持ちなど
そのようなものを感じ取られたのなら大変嬉しく思う。
「怨念、幻想、信仰、やさしさ」の４つの言葉はこの曲集の性質でもあるかもしれない。

ただし特に4曲目と5曲目でシーンをふくらませた情景描写的な性質も見られる。
なお今までとは異なりルーズリーフではなく、ちゃんとした五線譜に清書してみた。

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いくつかのモチーフの指摘

p.2の2行目〜は2013年の組曲集より"祈りの時間"による
p.4の前半の雰囲気は6曲目を予感させる
p.16の2行目はp.7の2行目を意識
p.24の最後の4音は作品1に入っている最初期の作品、
 "思い出/静かな散歩" の印象的なモチーフを思い出させる。
p.28の最下行はp.2の最下行の回想
フェードアウトのモチーフはF,A,D,Eの4つの音による