作品2
あなたを誘う世界
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前奏曲 "あなたを誘う世界" (10/18)
森 (9/9)
深海 (8/29)
砂景色 (9/12)
都市 (9/21)
間奏曲 "もう帰れませんよ" (9/3)
桜 (9/22)
紅葉 (10/4)
雪景色 (9/7)
故郷 (9/11)
終奏曲 "あなたを誘った世界" (9/24)
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(2009/10/19 0:20)
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"深海"。三度にゆれる音を使って思い浮かぶままに旋律をつないだ。
この主旋律と伴奏の音形は曲集全体に大きな影響を与えた。
(書いてみると1-1-1---1-111---のリズムと3135型の伴奏)
この曲ができた頃すでに曲集"あなたを誘う世界"の構想はあった。
その内容は、散歩に出かけて迷うような世界を、すなわち、
森、海、砂景色、雪景色、...などで構成しようと思った。
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"間奏曲"。まだ曲集の構想の具体的な構想はなく、
とりあえず間奏曲を作ったという流れ。
なかなか最初の音に戻れない様子が丁度"もう帰れませんよ"。
気づいたことに、上の要素は世界樹の思い出とかなり重複していた。
そうして、この曲集は世界樹の思い出の、1つ1つの部分を、
別々の曲に分けたような感じにしようという構想ができた。
前半:第一階層→第三階層→第四階層→第五階層
後半:第四階層→第二階層→第三階層→第六階層
...曲目一覧を見て気づいただろうか。
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"雪景色"。世界樹の旋律とは関係なくイメージだけだと思う。
"故郷"。つまり禁忌の森、と、植林の旋律もまざってる。
MUSファイルを見ると分かるが"故郷"をあとから半音上げた。
("雪景色"の方を半音下げるかわりに)
終わり方は次に続く曲を意識しただけ。
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"森"。世界樹の思い出の最初の部分を主題にした様。
22小節目の世界樹由来の印象的な旋律は、後からつけた。
(良かったと思う。)
"砂景色"。だいたい同じ感じだと思う。
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"都市"。この旋律はそのまま主題にしないわけにはいかない。
元の世界樹の迷宮由来の旋律が大好きであるから。
"桜"。桜の箱庭のとは別。第四階層の橋立。
後半ということで深海型の伴奏から離れた意識はある。
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"終奏曲"。もともと終奏曲は世界樹の思い出にするつもりだった。
しかしループ仕様なので終奏曲としてはそこが良くなかった。
そこでこの曲は、その後ろに"結び"としてつけたした。
結局終奏曲になったのは、前奏曲の前の"序"が作られなかったから。
それから、世界樹の思い出だけ時間が長すぎて釣り合わなかった。
1〜8の旋律を回想している(Elysionの影響あったと思う。)
あとは独自の旋律へ、それから"さくらさくら"へ、と流れた。
でも実は"紅葉"(もみじ)はこの後に作られた。
この曲は世界樹由来の旋律を持たない。
最後で何が起きているのかは楽譜を見たら驚かれるだろう。
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"前奏曲"。先に話題にした"序"と平行して作ろうとしたが、
途中まで作った段階で結構放置してしまって、続けにくくなった。
やはり平行して作るのは良くない。
桜の箱庭のあちこちを回想しようと思ったけれどそうならなかった。
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