マスプライム杯2021振り返りなど


素数大富豪 Advent Calendar 2021への参加です。
昨日はコックさんの思い出とはなむしさんの紹介でした。
9t876423という素数を思い出しました。(たこあし素数の固定部(ついでに素数)に使おうとした記憶がありますがたこあしは覚えてませんでした。)


マスプライム杯2021

ついに優勝しました

・優勝カップと副賞をゲットしました
・写真を載せようと考えましたが用意できていません
 (そのうち載せるかもしれません)

*忘れてはいけないことに、運営が素晴らしかったです

・Youtubeのお互いの顔と手札が見えるようにする演出
くじ引きの演出



試合と簡単なコメント カステラさんによる数譜一覧

もりしーさん
@ジョーカー2枚を使ってKKKQ
A初手10枚出しで勝利(2019年から好んで使っているqtqj/qttkペアの1つです)

マリンさん
@KKQKJ,57,8941
A相手の誤パスでチャンスがあったが生かせず敗北(絵札が10枚でしたがJが4枚と偏っていて組み切るには知識が足りませんでした)
B全出し後、16枚+57+6枚で勝利
*絵札4種を2枚ずつ使う素数をいくつか用意していったうちの1つです

OTTYさん
@12641,KKQKJ,X(先に12641を出したのは、実は微妙に自信が無かったせいです)
A相手二刀流
BKJQJ二刀流
C革命、混戦(革命後に1289を出した場面は、残り20枚を2つの素数に分けたつもりが、カード数え間違えました)
DT3, KKQKJ, 8887

いくつかの印象に残った素数

危ない戦いも多かったですが、勝ちました!とコメントしましたが、
「危ない」という言葉は、運要素によっては負けてもおかしくない相手ばかりだったという意味で選んだものでした
試合の流れは比較的ストレートなものが多かったように思います



雑談

<素数大富豪の魅力について>

以前のツイートより:
> 素数大富豪は素数を知れば知るほどその分確実にどこまでも強くなれるのが魅力の1つだと思っている
> それから人間が非人間的な素数を繰り出す様子にはある種の芸術的な側面があって、そこがまた別の魅力だと思っている
前半の特徴は一長一短で、他のプレイヤーもどこまでも強くなれるので、ついていくには素数を覚えないといけないのは、辛い所でもあります。
そこで、自分より強い相手にも運が良ければ勝てるという別の魅力が、この短所をうまくカバーしているようにも思いました。

事前アンケートで、実現したいプレイのような項目があって、初手10枚出しと入力した記憶があります。
これを今大会で実際に(上述の非人間的な素数を繰り出す様子として)実現できて、嬉しく思います。
*ちなみに過去に一度雑にシミュレーションした所では私が初手10枚出しできる確率は3%ぐらいでした。
昨年のアドベントカレンダーで二世さんが書かれた 3回に1回くらい11枚出しであがるようになるのは厳しい・・


5枚出しぐらいまでの時は、皆が同じような素数を覚えるしかなかったのに対して、
最近ではプレイヤーごとにそれぞれ異なるプレイが見られるのも、新しい魅力のように思います。

<枚数の変化>

・2018年、せきゅーん杯の後、「そのうち10枚出しとか使いこなす人が出てくるんじゃないかな」とつぶやきました。
(当時のcpu対戦は5枚出しまでしか設定できない仕様で、せきゅーん杯でも5枚出しで盛り上がっていたと記憶しています。)
ネタのつもりで、本当に実現すると思っていませんでした。

・その後枚数が増えていった様子は、その年のアドベントカレンダーのもりしーさんの記事が分かりやすいです。

・その後に初手で出せない枚数の素数を初めて見た頃はネタだと思ったのですが、
実際にいくつか覚えてみると、確かに実用的だということが分かってきました。
今大会でも、16枚+57+6枚 というプレイができました。

[追記] 人間には無理だと思い込んでいた領域が、意外といけることに気づかれてきたものと解釈しています。

<戦略の変化>

2019年のアドベントカレンダーの記事
> 8枚8桁と8枚15桁ぐらいとか、9枚9桁と9枚17桁ぐらいで組むのが理想ですが、(まだ)難しいです・・。
と書きましたが、これは、有効な戦法とは限らないことが分かりました。
例えば9枚9桁を出した時に相手が適当な大きさで返してこれば良いですが、ペナルティを取られた場合、
もしこちらに絵札が8枚しかなければ、相手に絵札が10枚あることになるので、9枚17桁は返されます。


その頃は、知っている9枚出しで返せるなら返すのが当然の風潮があったように思います。
戦略的な価値を重視して容赦なく山札をとる姿勢に当時は遠慮があったような気がします。
この2年の間のどこかで、(少なくとも大会の試合では)そのような遠慮がなくなってきたように思います。
実際誰かのブログで最大火力を消費した後は山札回収チャンスとか書いてあったのを読んだ記憶がありますが出典を見つけられませんでした。

[追記] 2020年のアドベントカレンダーのカステラさんの記事でした。

<プレイヤー>

こんな状況なので、新しく始めるのはかなり敷居が高い懸念がありますが
1年ぐらい前から始めたマリンさんは言うまでもなく、
半年ぐらい前から始めたロベピさんも相当溶け込んでいて、頼もしいです。



終わりです
明日ははちさんによる合成数出しの戦術についてらしいです

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